これまで
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9・サービスの名前を決めよう!
10・ブランドや会社のロゴを作ろう!
11・起業したら確定申告
12・創業スクールに参加する
13・創業計画書を書く

前回の13・創業計画書を書く でお金を借りる為の創業計画書を書いています。
創業に必要なお金を借りるわけですが、いくら位必要なのでしょうか?
もしくは自己資金で足りれば借りる必要は無いのでしょうか?

結論から言うと、借りれるだけ借りておけ!が答えになります。


14・お金はいくら借りれば良いのか?


借りれるうちに借りれるだけ借りておけ! は創業セミナーの講師にも言われました。
基本的に「創業に必要な設備資金」と「事業が軌道に乗る予定までの運転資金」が自己資金より足りない場合にお金を借りるのですが、下の例でお話します。

例)
創業に必要と思われる資金は設備資金700万+軌道に乗るまでの運転資金300万円で1000万とします。
自己資金は800万円。200万円借りれば良さそうですね。

*設備資金・・事業を始めるのに必要な初期投資。
例)機械・社用車などで起業前や起業直後に出費する。見積もりが必要。

*運転資金・・材料や仕入れで使った期間から売上が上がるまでのタイムラグに使う資金。

創業資金


日本政策金融公庫の新創業融資制度の無担保・無保証人での借り入れの場合、借りたい金額に対して自己資金は10分の1以上必要(1000万借りたい場合の自己資金は100万円必要)と書いてありますが、業種にもよりますが、基本的に創業融資は自己資金額の2倍~5倍の金額を借りれる(1000万円借りたい場合自己資金は200万~500万必要)と言われています。

融資して直ぐに支払いがある設備費が多い事業の創業の融資金額が多くなる傾向があるようです。
私はWEBサイトの運営とECでのアパレル販売という比較的新しい商売だったのでラーメン屋などのように、
「あの辺りで席◯席なら家賃は〇〇円で売上はだいたい〇〇円だから、これくらい貸しましょう!」

という情報が無いらしく最低ラインの自己資金の2倍程度でした。社用車の見積もり等がばっさりカット・・。

新創業融資制度
・自己資金要件
キャプチャ


2倍は借りれるわけですから・・無理して自己資金をつぎ込む必要はありません。
融資担当者もあなたの通帳見て「お金あるんだから出して下さい」とは言いません。向こうも貸したくてしょうがないんですから。

なので
自己資金は800万円で創業に必要と思われる資金は設備資金700万+軌道に乗るまでの運転資金300万円で1000万とした場合、自己資金は300万円でOK!
残り500万円は生活費や何かのアクシデントに備え取っておきましょう。
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実際に創業したら、工事、WEB製作、設備の搬入など遅れるのが大半です。また予定通りに売上も上がりません。一見借金が少ないほうが良く思えますし気持ちも楽ですが、運転資金を月100万とした場合運転期間が5ヶ月変わります。立て直す時間が長くある=チャンスが多いということです。

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会社というのは売上が無くても潰れません。お金が無くなった時が潰れる時です。
AmazonもGoogleも無料期間が10年近くありました。(今はGoogleは広告入れたりAmazonはプライム会員がありますね)

売上が無くても、社長自身や投資家が可能性を信じてお金を入れる限り会社は存続しチャレンジできます。売上を上げるチャンスは運転期間が長ければ長いほど上がります。

また、自己資金800万円で200万しか借りなかったとして、運転資金が残り100万円になり再度借りに行ってもその時は設備資金ではなく運転資金の借り入れになる為、売上が悪い以上運転資金も借りづらい状況になります。

会社を始める前のあなたは未知数な0の社長ですが、売上が無い時のあなたはマイナス評価の社長ということです。借りる必要が無くても借りておいて、予定通りに売上が上がったら使わなければ良い話です。きちんと返して次の融資の枠を広げましょう。

これが、自己資金をできる限り集め、最初にできる限り借りておく。

理由になります。